Aug 11, 2011

『マイルス・デイビス 不滅の帝王』

Amazon.co.jp: 増補新版 マイルス・デイヴィス (文藝別冊): 本

没後20年をむかえる巨星マイルスの魅力と可能性を豪華な顔ぶれで検証する決定版。中山康樹、後藤雅洋、村井康司、原雅明の座談、菊地成孔、大谷能生、中山康樹の討議を増補。

河出書房新社|増補新版 マイルス・デイビス

買った本開陳。 結構前に買ってたんですけど(twitterの過去ログを辿ると、7/19でした)、字数も多いし、難しい表現も多く、読みこなすのが難しかったんで…。

私が、Miles Davisの音楽を「意識的に」聴くようになったのは、2004年に出た"JAZZ NEXT STANDARD"読んで、(所謂)「電化ジャズ」「ジャズ・ロック」に興味を持って以降ですから、まぁ、普通に「にわか」なのです。 それに、必ずしも全部好きじゃなくて、「むー…」とか思ってしまうのが多いのも事実でして…。 ただ、その「しっくりこなさ」言い換えると「謎めいた違和感」は、ちょっとづつ聴き込んでいったり、周辺のミュージシャンの音楽も含めて聴いていったり、上記のような解説/ガイドを読んだりしていくうちに、徐々に解消されていくのですが、それでも、まだまだ理解できない部分が多くて…。 で、それで終わってしまうのも悔しいと言うか、分かればもっと面白い側面が開けるんじゃないか、って思いながら、色々聞いてしまうのです。

収録されている「菊地成孔 X 佐々木敦 対談」は同じ河出から出ている『官能と憂鬱を教えた学校』の後書き等でも語られてるように、当時担当者の引き継ぎミスで収録される予定だった楽譜が全て抜け落ちて対談のテープ起こしの文章だけが掲載、読者から抗議が殺到したそうです。今回増補新版ということでその辺り”増補”されるかと期待していましたがそこは同じ仕様。あんまり考えずに作ってるんですね。

Amazon.co.jp: 増補新版 マイルス・デイヴィス (文藝別冊)のTest Patternさんのレビュー

『官能と憂鬱を教えた学校』(上巻 / 下巻)が生まれるきっかけって、こう言うのだったんだ、って、私は『東京大学のアルバート・アイラー』(上巻 / 下巻)で知っていたので、歴史を紐解くような気分で読みましたが、まぁ、"On the Corner"とか、中古屋で激安なので、買って聴きながら、「多分ここでこれのこと言ってるんだろうなー」とか、アタリを付けながら聴けば良いんじゃないですかね。 実際、自分もそうしましたし。

上記『不滅の帝王』の中では、繰り返し"Panthalassa"がダメとか言われてるけど、そりゃ、単に思い出の音に手を加えられた以上の理由がないんだけど…、とか色々思うけど、それ以外は納得かな。 まぁ、ちょっと一面的な部分が無い訳でもないので、レココレのマイルス特集とかも、是非併せてどうぞ。

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