Jul 22, 2004

"Live Forever"

LIVE FOREVER SONY Edition(2004) / V.A. LIVE FOREVER EMI Edition(2004) / V.A.

'94〜'98年の英国で勃発した“ブリットポップ騒動”の顛末を追ったドキュメンタリー映画、"Live Forever"を観てきました。 主にOasisのNoel/Liam Gallagher兄弟、BlurのDamon Albarn、PulpのJarvis Cocker、SleeperのLouise Wener、その他諸々の音楽評論家、雑誌編集者、TV関係者へのインタビューと、当時のニュース映像/PVの断片から構成されています(差し込まれる当時の映像にBBCのプライムタイムのニュースや"Top of the Pops"が、いっぱい使われていて、あー、英国の公共放送は太っ腹だナァ、とか感心したりして)。

ここら辺の音楽って、自分がまだ田舎にいた頃、普通にFMから流れてきたような気がします。 サントラ収録曲も、殆ど知っていたし…。 ブリットポップが青春(?!)だった人は、観て損無いかも。

…ただ、映画の中でも触れられていましたが、ブリットポップを盛り上げた、"Oasis vs. Blur"の対立構造はメディアによる演出で作られた虚構だった訳で、『永遠のモータウン』のように、音楽の豊かさを再発見する、なんてことは間違ってもありませんよ。 かく言う自分も、明らかにつまらないバンドを雑誌が持ち上げたりするのに嫌気がさして、これ以降ロックを殆ど聴かなくなったなぁ、とか思い出しました。

Jarvis Cockerの生気のない姿勢、Damon Albarnの歯切れの悪さからは、否応無く巻き込まれた者のプレッシャーの大きさを表しているし、まだ彼らの中では決着ついていない、と言うのが伝わってきます。 それに反してか、Noel Gallagherは結構饒舌かつ理知的な受け答えをしていて、映画の中核部分の発言はこの人ほぼこの人によるものだったのが、ちょっとした驚きでした。 後、Liam Gallagherの途方も無い天然ぶり…。 シリアスな話のオチを、彼の的外れ(でも憎めない)な喋りで〆る、と言う場面が幾つか出てきて、会場中が“やれやれ”という苦笑で包まれました…。

エンドクレジット始まってからも、幾つかの没カットが流れる(それが結構面白い)ので、すぐに席を立たない方が吉かと。

http://halflite.net/d/movie/d04072201.trackback

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