Oct 01, 2004
秋の夜長のジャズ #1 - Ahmad Jamal Trio
秋の夜長にジャズなど聴いてまったりすごす、と言うのも良いですね。 …と言うことで、Ahmad Jamal Trioの'70年作、"The Awakening"なんて取り出してきました。
全体的に抑制の効いた、ゆったりした演奏なので和みますわ。 Antonio Carlos Jobimの"Wave"、Herbie Hancockの"Dolphin Dance"、Oliver Nelsonの"Stolen Moments"なんかのスタンダードもやっていますが、こなれていて自作曲のようにも聞こえる辺り、この人センスを感じますね。
後、この作品のもう一つの側面、それは“Hip-Hopの元ネタ集”。 the-breaks.comで検索してみると、
- "The Awakening"
- Nas's "Street Fight"
- Pete Rock & CL Smooth's "It's on You"
- Shadez of Brooklyn's "Changes"
- "Your My Everything"
- All Natural ft Lone Catalysts's "Renaissance"
- Pete Rock & CL Smooth's "Get on the Mic"
- "Wave"
- DJ Krush ft CL Smooth's "Only the Strong Survive"
- "Dolphin Dance"
- Common's "Resurrection"
- Jemini the Gifted One's "Story of My Life"
- OC's "Time's Up"
- "I Love Music"
- Jeru's "Me or the Papes"
- Nas's "The World is Yours"
…こんな感じで出てきます。 嗚呼、名曲ばかりですなぁ。 このアルバム、全体的にスイング感が強くないので、Hip-Hopのビートにも合うし、割と音数少な目なので、サンプルを重ねるにしても汚くならない、と言う感じだからかも。 それに、この控え目なクールな感じは、'90s初期のNYのHip-Hopのトラックによく合ったと思いますしね。
それにしても、トラックメイカーの人は、よく聴いていますよ。 原曲聴いてもなかなか分からないような部分を切り出してきますから。 特に"I Love Music"をネタにしたJeru The DamajaはDJ Premierが、NasはPete Rockが手掛けているのですが、同じ曲をサンプルするにしても、こうも違う曲になるのか!!と言う感じです。 秋の夜長、こう言うネタ探しでじっくり聴くのも、またオツなものかと。
TBお願いします。
Ahmad JamalつながりでTBお願いします。
彼って、Hip-Hopの世界で人気なんですね。
初めて知りました。
Ahmad Jamal『But Not For Me』
この作品は、1958年のライブ録音だ。ってことは、1930年生まれのジャマルが28歳のときの演奏である。これを聴いていると、一番に、どうしてアメリカのジャズ界で、いまだに影響力のあるピアノスとであることかがよくわかる。演奏が、とても洒落ていて、キュートである
Sampled
モーダルな音って、ループされたリズムと合うってことなんでしょう。 ジャズもHip-Hopも突き詰めれば、ルーツはアフリカ音楽ですし…。
でも、The Ahmad Jamal Trioの音楽って、元ネタ云々よりも、「単なる音楽として良い」ってこと。 この事実が素晴らしいと思いますよ。
Ahmad Jamalネタ特集
Ahmad Jamalネタ特集
〜元ネタDolphin Dance〜
Lushlife - Drifting
Kero One - In All The Wrong Places
Volta Masters - Just in Love
DJ Deckstream - ...
writeback message: Ready to post a comment.

