Jun 13, 2005

雨の匂い。

Givin' It Back(1971) / The Isley Brothers Open Our Eyes(1973) / Earh, Wind & Fire Untinted: Sources for Madlib's Shades of Blue(2003) / Various Artists

もうそろそろ、全国的に梅雨入りの時期ですしね…。 ちなみに、去年はこんなこと書いてました

まず、Isley'sの'Fire and Rain'。 勿論、James Taylorのカヴァーなんですが、ディレイで飛ぶRonaldの歌(多分、同年のヒット曲'In the Rain' / The Dramaticsを意識してると思う)、漢気溢れる無骨なハモリ、元々ゆったりした原曲を更にテンポを落としたアレンジによって、何か全然違う曲のようです。 このアルバムの1曲目'Ohio/Machine Gun'も、冷たい雨の中の葬送曲のような重さですが、反面、#3.'Lay Lady Lay'や#7.'Love the One You're With'の爽やかで軽やかな感じを聴くと、この頃の混沌の中にも光を求めようとする、「時代の空気」が感じられるようです。 …って、「時代の空気」なんて、全然知らないはずなのに、何故か分ったような気になってしまうから、音楽とは不思議なものです。

雨と、直接関係ないんですが、EW&Fの'Feelin' Blue'。 EW&Fで雨っぽい(?)楽曲では、雷鳴入りの'Evil'も好きですが、それは、以前取り上げたんで。 'Feelin' Blue'は、Kenny Altman(ex.:The Fifth Avenue Band)が書いた楽曲で、ボサノヴァ風味の優しい曲。 彼が以前書いた'Eden Rock' / The Fifth Avenue Bandにも通じますなぁ。

雨とちょっと違うけど、'Stormy' / Reuben Wilson。 自分が持っているのは、MadlibのBlue Note作品のリミックス盤"Shades of Blue"の元ネタ集"Untinted"で持ってるんですが、このアルバムに収録されている曲、どれも雨空っぽいんですよね。 #3.Ronnie Fosterとか、#5.Bobbi Humphrey、#7.Andrew Hill、#10.Wayne Shorter辺りも、何故か雨っぽいイメージに映るのですよ。 多分、黒が沈んだ青いジャケットのデザインも関係するんでしょうけど。 晴天のイメージのするLA、その住人であるMadlibが選んだ楽曲から雨空のイメージ、と言うのが面白いかな、と…。

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