Apr 06, 2008
最強のロックンロール・ソング 10選
最強のロックンロール・ソング 10選 - 子供騙しの猿仕事日記
- 曲単位で選ぶこと。
- 一アーティストにつき、一曲とすること。
最強のロックンロール・ソング - 音楽中心日記blog
- "スタイルとしてのロックンロール"を、可能な限り尊重する
- 他の誰のためでもなく、自分にとって最強な曲を選ぶ
- 対象は英米曲に限定する
- 深く考えすぎない
こう言うの、みんな大好きですよね。 映画『ハイ・フィデリティ』みたいに、いつも「〜なベスト××」を考えちゃう、って言う。 かく言う私も、そうなんで…。
とりあえず、深く考えずに10曲考えてみました。
Dusty Springfieldの'63年曲。 いきなりポップな曲ですけど。 The Beatles出現前の、UK主流のポップスとは、こんな音だったのですなぁ(ref.:「ギターバンドはもう流行らない」)。 とは言え、単なるバブルガム・ポップではなく、ロックンロールをベースにしながらも、Motownやブリル・ビルディング流儀の計算されたオーケストレーション、リズム構築をきちんと消化して、「洗練された黒さ」を、いきなり高い完成度で示しているのが、今、冷静に聴くとビックリです。 後、やっぱりアイドル、一つ一つの仕草がカワイイですよね。
華麗なる一発屋、The Swinging Blue Jeans。 「最強のロックンロール・ソング」と言うテーマで、まず最初に思い出したのが、この曲。 こう言う刹那的な楽曲って、何故か愛しいんですよね…。
The Beatlesの中でも、この曲選んだのは、"With the Beatles"に収録された3曲のカヴァーによって、英米におけるMotownの認知度がアップし、そして本家のスタッフも、その音作りや戦略をフィードバックし、その後のソウル・ミュージックの流れを大きく変える、そんなマイルストーンであると思ってるからなんですね。 R&B/ノーザン大好きな人間の偏った見方ですが…。
Small Facesの1stアルバム収録曲は、全て(所謂)「スウィンギン・ロンドン」時代のロックンロールのマスターピースですよ。 勿論、ロックンロールを超えて、リズム&ブルース/ソウルの根源に、ぐっと接近しようとする、素晴らしいドキュメントでもあるわけですが。
うわ、YouTubeにこんなのあるんだ、と思っちゃいましたよ。 シンプル/タフなライヴバンドとして、USで再ブレイクした'80年"One for the Road"の頃の映像ですよね。 前年にVan Halenによる'You Really Got Me'のカヴァーがヒットした事を受けて、アレンジやアクション(Ray Daviesが開脚ジャンプを披露したり)がそれっぽいのは、今観ると微笑ましいですね。
'71年作"Hunky Dory"収録曲。 David Bowieは年代によってスタイルが全然違うのですが、ロックンローラーとして一番勢いがあったのは、この前後かな。
Mott The Hoopleについては、以前書きました(ref.:"All American Alien Boy" / Ian Hunter)。 彼ら(と言うかIan Hunter)が後々のロックに与えた影響は、本当に大きいと思うんですけど、それを感じさせない(?!)全体的に漂うB級感、でも、それがたまらなくカッコいいのです。
グラム期の曲3連発。 正直グラムロックは、時代の仇花でしかなかったのですが、今聴き返すと「'50sのロックンロール再評価/再構築」だった訳で、シンプルなロックンロールに、バブルガムポップなメロやオーケストレーションを掛け合わせる、と言う、今で言うサンプリングとかブレイクビーツにも似た面白さがあるんですよね。 '73年のこの曲と、'72年の'Beautiful Sunday' / Daniel Boone、'74年の'Sugar Baby Love' / The Rubettesって、同じ空気(アレンジやハーモニー)が感じられませんか(!?)
ここまで、全然米国のバンドがなかったので、とってつけたように。 Little Richardのカヴァーで、John Lennonも有名かな。 "Festival Express"の映像なんですが、熱くて鋭角的でソリッドなThe Bandを再確認して欲しいところです。
Creedence Clearwater Revivalは、身体の奥底から滲み出るような、米国南部の粘り気ある音使いが、…って言いいながらも西海岸のグループな訳ですが。 The Bandがカナダ人中心のグループなのと同様、スワンプサウンドの虚構性、と言うのは、色々探ると面白いですね。
以上、深く考えず、でも、ちょっとだけ考えたらこうなりましたよ。 なんか、「10代のための刹那的な楽曲を、理知的な大人が計算づくで考えている」「一旦決まったスタイルの中で高い質を目指す」というのが、私、大好きですね…。 まぁ、昔の大衆音楽の中心がロックンロールだとしたら、今の中心はHip-Hop/R&Bで、全くその図式は変わっていないのが泣き笑いなんですが、そんな大衆音楽の面白さを紐解く、と言う楽しみ半分で聴いてるのかもしれません。
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